https://www.yoshida-pharm.com/2018/letter128/

>調査期間中に家族がインフルエンザ様症状を示した割合は、マスク着用群は16.2%、
>コントロール群は15.8%で有意差はなく、マスク着用による感染予防効果は認められませんでした。

>マスク着用群では頭痛や気分が悪いと感じる傾向が示されましたが、風邪症状の重症度に有意
>な違いはなく、風邪症状を有した平均日数はマスク着用群が16.1±13.6日、非着用群が14.2±14.1日と
>統計的な有意差は見られなかったと報告されています。

>すべての項目においてアウトブレイク発生数との有意差は認められず、サージカルマスク着用を義務付けた
>だけでは有効な予防効果はなかったと報告されており、多元的な対策効果を検討する必要があります。

>N95マスク群で48名(22.9%)、サージカルマスク群で50名(23.6%)のインフルエンザ感染が生じ、
>マスクの種類による感染予防効果の差はみられなかったと報告されています。

>マスク着用のみでの感染予防効果を調査した報告は少なく、現時点ではマスク着用単独およびマスクの
>種類による予防効果は明確ではなく、差は認められていません。