>>906
>旧東西ドイツの感染差にbcgが影響したことをサポートするネイチャーの論文

その論文は人口千人当たりの感染率や死亡率で議論しているのでダメ。
そういう論法だったら東京都と岩手県の人口千人当たりの感染率や死亡率を
比べるのと同じようなもの。
比較するなら死者数を感染確認者数で割った値(表面的な致死率)で比較すべき。
wikipedia英語版「COVID-19 pandemic in Germany」
https://en.wikipedia.org/wiki/COVID-19_pandemic_in_Germany
の記事の下の方に各州の感染確認者数と死者数が載っているので、旧・東ドイツ
の「Saxony」「Brandenburg」「Saxony-Anhalt」「Mecklenburg-Vorpommern」
「Thuringia」の各州の死者数を感染確認者数で割った値を計算すると比較できる。
「Saxony」は全ドイツ平均より少し低い、「Brandenburg」はほぼ同じ、
「Saxony-Anhalt」は平均の約3分の2、「Mecklenburg-Vorpommern」は
平均の約55%、「Thuringia」は平均より少し高い。
よって、ある程度はBCG仮説を支持する根拠になりそうだ。しかし、他の要因
が無いか調査を要する。