一生マスクをして、自粛をしていた人が、老衰で死亡した
死後、神様がきいた

神様「お主は、人間として生きている間に、何を成したのか?」
死者「私はある病を恐れて、一生自粛をして、マスクをして、ひきこもっていました」
神様「よかろう、お主は一回こっきりの人間の一生を、無駄に過ごしたわけじゃな」
死者「いえいえ、私は大切な我が命を、守りとおしたのです」
神様「無意味じゃ、お主はもう二度と、人間には生まれ変われぬ、一度限りの人生をドブに捨てたようなものじゃ」
死者「そんな」
神様「お主の来世は便所コオロギ、いやいやもっと下等なゲジゲジかアメーバあたりが、妥当じゃな」
死者「それはひどい」
神様「アメーバなら、何もせず、一生マスクをして、自粛をしていても、それにふさわしいからのう ホホホ」
死者「もう絶対に、人間にはなれないのですか?」
神様「当たり前じゃ、お主が恐れていたコロナ菌でさえ、来世は人間でお願いしますと、私に頼みにくるぐらいじゃからの」
死者「そうなんですか !」
神様「元気なコロナ菌のほうが、人間に生まれ変わって、お主よりずっと有意義で実り多い人生を、まっとうするじゃろう」
死者「・・・・」
神様「サラバ」