「吉村知事」が「8割おじさんに騙された」

人との接触8割減を迫り、42万人が死ぬと脅した「8割おじさん」こと北海道大の西浦教授。

京都大学ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授は、
「私はウイルス学が専門で、常にウイルスが飛び交う場所で、感染リスクを考えながら研究しています。
その点からいっても、新型コロナは基礎疾患がある人、高齢者などの“コロナ弱者”を除けば治る病気。
強毒性のウイルスと同様の対処をするのはどうなのか、というのが私の意見です」
と言い、多くの対策に効果がなかった根拠を説く。

実際、「騙された」ことによる「副作用」は、治癒できるレベルではない。第一生命経済研究所首席エコノミストの永濱利廣氏は、
「8割削減にかぎってのダメージを測るのは難しい」としながら、そこが出発点になった緊急事態宣言に伴う経済への影響について、
「GDPベースで最大12兆円の損失が生じ、今後も含め、失業者が60万人程度出ます」 と見るのである。