ドイツのコロナは2週間ほど前に精肉工場での1500人以上にのぼる大クラスターなどがあったが、
全体としては終息傾向にあり、新規感染者は減っている。(4ページ下の青色グラフ)
また、死亡者数も減っている。(5ページのグラフ)

ここ2週間ばかりやや微増の傾向があり、それに伴いRtも4日ベースで0.97、
7日ベースで0.89(9ページ参照)と、やや高めになっているが、絶対的な新規感染者数が
減ったことによる数字の反応で、日本やアメリカのようなひっ迫した状況にはない。

むしろハンブルクやデュッセルドルフのような大都市で夜中に遊びまわる大勢の人々に
警察や公安局は手を焼いている。

だがコンサートなどの大規模集会は原則禁止、サッカーも無観客、
風俗店やディスコも禁止され、電車やバス、店内でのマスク着用義務も当面の間
継続されることになった。シュパーン保健大臣は、世界的には拡大傾向にあるので、
ドイツで気を緩めることはできない、としている。
https://www.rki.de/DE/Content/InfAZ/N/Neuartiges_Coronavirus/Situationsberichte/2020-07-06-de.pdf?__blob=publicationFile