インドはロックダウン説を信じて大変長い間厳しいロックダウンを実施した
けど、そもそもロックダウンっていうのは本来やるべきだった武漢初期や中国拡散期初期に
早い段階で軍などを総動員して完全にシャットダウンした場合に特に有効とか、
上がりきってどうしようもない時に短期的に頼る程度のもの
ロックダウンでお互い封じ込めた範囲内で感染は継続するし、そもそも実際には必要となる完全封鎖をしてないので
カミングス的隠れ移動も繰り返されて拡散も続く
インドは3月25日に厳しい制限を課したロックダウンを始めたのだが、何ヶ月たっても改善するどころか悪化の一途を辿ったので、
諦めて10月15日以降ほぼ全面解除という流れになって局地対応や自粛規制程度に引き下げた
そうすると逆にピークを過ぎて低下傾向に入っていった

これは把握してるだけで一千万に近付く勢いの感染が出たのでクリア者が増えたというのもあるが、
どうも巣篭もり生活自体にも集合効果があって、ブロイラー畜産動物があっという間に感染を広げる様に
感染経路が確立されてしまった懸念が示されていたりもする
ヨーロッパでロックダウンを継続して半月や一月たった状態でも高い新規感染継続が見られた様に
ここらへんの分析や対策があまり進んでいなくて、ロックダウンを機能させられていない懸念が強かったりする
なので、今回インドや欧米でなんであんなに駄目だったのかを詳細に分析して失敗を今後に生かしていかないといけない