日本ではコロナウイルスの観測体制が整っていない
限られた地方の衛生研で限定的なデータを取得しているのみ

日本の観測体制はインフルエンザウイルスに特化していて
小児科定点観測のRSウイルスやマイコプラズマ
エンテロウイルスやコクサッキーウイルスによる手足口病
コクサッキーウイルスAによるヘルパンギーナ
咽頭結膜熱や流行性角結膜炎のアデノウイルス
溶連菌によるA群溶血性レンサ球菌咽頭炎
が観測されている

他に感染研で
パレコウイルス3、ライノウイルス、アデノウイルス2
コクサッキーウイルスA6、エコーウイルス18
ヒトメタニューモウイルス、RSウイルス、
パラインフルエンザウイルス3、コクサッキーウイルスA10などを
観測しているが十分とは言えない

風邪の主原因は日本を含め世界的にライノウイルスが多いが
検査をする病院は日本では極少数
風邪の3割が従来型コロナと言う人もいるが
従来型コロナウイルスはその他ウイルスに比べて風邪症状の検出例は特別多くはなく
10%未満だろう。ライノウイルスが年中観測されるのに比較して
同一型の流行期間は長くない