これはインフルエンザワクチンに関する知識に基づいた記述だね。
天然痘や風疹ワクチンを例に考えてみたら？
現存の風疹ウイルスを例とするとワクチン接種後に感染する人はいないよ。
※免疫不全者などの例外は除く
インフルエンザウイルスは変異幅が大きく数ヶ月から1年ほどで既存免疫が十分機能しなくなる。
感染した奴が重症化するのを緩和する事が期待できるというのはその通りだ。
一方コロナウイルスは既存免疫が機能しなくなるまで数年〜十数年とみられている。
コロナワクチンが現在の変異種にも対応しているのはこのため。
天然痘ウイルスや風疹ウイルスはほぼ変異しない。
体内に入ったウイルスはＢ細胞産生の中和抗体により即座に不活化される。また駆除法を覚えたメモリーＴ細胞により処分される。
よって新型コロナに対しては数年でワクチンによる集団免疫を作る必要がある。
その後は変異幅大きくなった時点で再感染もあるかもしれない。だがインフルエンザ同様に重症化は緩和される。
