問題は新型コロナ感染の確定検査をPCR法に依存している点ではないだろうか?
PCR検査のコンフィデンスを疑う訳では無いが
新型コロナのPCR法による検査結果の
偽陰性率が30%
偽陽性率が1%
と言われているようだが
これが常にデフォルトだとした場合
臨床ベースで1%の偽陽性率は殆んど問題にならないだろう(無症状なら待機療養で対応でき有症でも問題になる数ではない)
問題は30%の偽陰性率であり
これが臨床現場で常に発生していると仮定し
例えば30%の偽陰性者が実は全員陽性だったと仮定した場合
最初の検査が陰性で日を置いて2回目の検査も陰性により新型コロナ陰性の確定診断になれば
仮定した30%の偽陰性者(実は全員陽性(と仮定))のうち9%が最終的に陰性と確定されれば9%の真の陽性者(仮定)が野に放たれる事になる
しかし臨床ベースでは画像診断や総合診断でスクリーニングするので上記の限りではない

けれども仮に一定数の軽い風邪症状の新型コロナ陽性の確定偽陰性者が陰性の御墨付きを得て街を闊歩しているなら
それらの偽陰性者が感染を拡げ
さらに新たな偽陰性者を生み感染を拡げて悪循環となり感染を拡げ続け
あくまでも仮定の話だが現在の医療崩壊が医療壊滅へ移行する事だけは何としても避けたい
実に不確かな情報だが30%の偽陰性率と1%の偽陽性率が逆転するか
もしくは偽陰性率も偽陽性率も1%以下の検査法が確立すれば
医療者の御尽力と時の経過により新型コロナ感染症の流行は必然的に収束するはずだ