再掲

英国公衆衛生局(PHE)第40週のワクチンサーベイランスレポートが公開されている。
https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/1023849/Vaccine_surveillance_report_-_week_40.pdf

30代においてもワクチン2回接種者の感染率が未接種を上回った。(17ページ グラフ)
前週までは40代以上であったが
30代以上において接種状況人数割の感染率はワクチン2回接種者が未接種を超えている。
この傾向が加速していることを各週のデータが示している。

この時期の全死亡者3026名中、ワクチン2回接種者が75.4%、
1回以上接種まで含めると78.7%、未接種20.2%、不明1.1%である。(15ページ表集計)

英国の学生年代は2週に1回の抗原検査がされており、
陽性ならばPCR検査に回され、そこでも陽性になれば感染カウントされる。
よって学生年代の感染者数報告が多く全体の43.8%を占める。
学生年代の未接種の感染者数に引っ張られ
全体の感染者数696281名のうち2回接種者の割合は38.2%
1回以上接種は43.9%、未接種48.5%、不明7.7%である。

成人年代だけのデータにすると
全体の感染者390853名のうち、2回接種者は67.9%
1回以上接種まで含めると75.2%、未接種16.5%、不明8.3%となり
成人年代の感染者の多くがワクチン接種者である。(13ページ表 集計)