神奈川県における中和抗体療法(抗体カクテル療法)の取組み 2021年10月18日

中和抗体療法に関する注意点

本薬を通じた治療では、発症から7日以内の軽症から中等症、
特に肺炎を起こしていない初期の患者にのみ効果を有するため、
新型コロナウイルス感染症患者の方全員が対象とはなりません

本薬による治療により、アナフィラキシーを含む重大な副作用が発生することがあります。

インフュージョンリアクション
ロナプリーブを含むモノクローナル抗体製剤と呼ばれる薬を点滴したときにおこることが
ある体の反応で、過敏症やアレルギーのような症状が現れます。

 発熱    悪寒      吐き気    不整脈
 胸痛    胸の不快感   力が入らない 頭痛
 じんま疹  全身のかゆみ  筋痛     のどの痛み

重篤な過敏症
薬に対してからだの免疫機能が過剰に反応することで、
全身に起こる急性アレルギー反応がまれに現れることがあります。

 全身のかゆみ じんま疹    皮膚の赤み  ふらつき
 吐き気・嘔吐 息苦しい     冷汗が出る  めまい
 顔面蒼白   手足が冷たくなる など

また、下記の方は特に注意が必要とされています。下記のほかにも子どもや
高齢者への投与にあたっては注意が必要とされています。

過去に注射剤などで重篤なアレルギー症状で重篤なアレルギー症状を起こしたことのある方
妊婦または妊娠している可能性のある方
授乳中の方
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/cocktail-kanagawa.html