ヘンリーよ、「全員(everyone)」という言葉が鍵なのだよ。これは魔法の言葉だ。全員が同じことをしなければならない。我々が育成したすべての共産主義国家では、この新秩序において計画された「平準化」のための「平等」のため、人々が同じニーズと欲求を持たねばならない。そして全員が同じ命令に従うよう、調教されねばならない。

我々が育成に成功した現代中国では、人々は多くの違いをなくさねばならなかった。全員が同じ服を着なければならないといった小さなことでさえ、文化的平等、物質的平等、つまり「同一性」を浸透させるために極めて重要だった。

もちろん、マスクはウイルスには全く役に立たない。しかし大事なことは、トップダウンの命令に対する服従と適合なのだ。政府の命令に従って「全員」が着用する。これが重要なのだ。それは、全員を「均一(uniform)」にする制服のようなものだ。一体感、順応性、服従性、そして何よりも「平等性」を植え付けるのだ。

ヘンリーよ、もう分かっただろう。ワクチンはこのプログラムにおいて心理学的な意味で極めて重要なのだ。きっちりコントロールしなければならないのは、衝動的で手に負えない人間の心だ。フランシス(ローマ法王)も同じように考えている。ワクチン全員接種計画は、遺伝子への作用を通じた行動制御への扉を開くだけではない。現在の作戦にとってもっと重要なのは、ワクチンによる心理的行動制御である。

ワクチンがウイルスに対して不必要で役に立たないかどうか、あるいは多くの人にとって有害であるかどうか。そんなことはどうでもいい。とにかくこのワクチンは、人間の行動をコントロールするためにこれまでに考案された方法のなかで、最も画一的で協調的な心理的武器なのだ。

制服を着るようにマスクを着用する服従は、しかし、ほんの皮膚表面だけの話である。それはあくまで外部であり、せいぜい美徳のシグナルに過ぎない。

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