フランス1部スタッド・ランスに入団した日本代表MF伊東純也(29)に、多くのサッカー選手が悩まされてきた恥骨炎の疑いが出て検査を受ける運びになった。

 伊東は7月31日に親善試合のサッスオロ(イタリア)戦で新天地デビューを果たし、先制アシストを見せるなど活躍したが前半のみで交代していた。

フランス紙「リュニオン」は「伊東純也は重症の可能性がある。彼は、それが恥骨炎ではないかどうかを確認するために、検査を受けなければならない」と報道。
今後精密検査を受け、7日に予定されるリーグ開幕戦のマルセイユ戦は欠場の選択肢も出てきた。

同紙が重症の可能性を指摘したのは、疑いが出ている恥骨炎がこれまで多くの有名サッカー選手を悩ませてきたから。
恥骨炎や股関節周囲の痛みは、かつて日本代表のエースだったMF中田英寿やフランス代表のスターだったMFジネディーヌ・ジダンなども慢性化して苦しんできた。

 伊東が同様の症状かは現時点ではハッキリとしていないが、診断次第では11月開幕のカタールW杯に向けて森保ジャパンにも大きな影響が出てくる。日本のエースの状態が心配だ。

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