田畑:全員が挑戦者の意思を持って制作に取り組む
ひとつのチームを作るところから始めたんです。

――それから……?

田畑:組織のヒエラルキーをリセットしました。
というのも、セクションのリーダーを務める人が、十数年もずっと同じ地位にいたりして。そうすると当然ながらスタッフどうしの力関係が決まっていて
ものの真贋や、チームとしての勝利条件ではなく、その人の感覚や主観といった個人的な尺度に従う形でみんなが仕事をしてしまう。
そういう不要な関係性をリセットする意味で、「いまからここは上も下もない、修羅の国だ!」という話をしました(笑)。

――つまりは実力主義にしたと。

田畑:はい。最初に全員と面談をして、“残るか残らないかは自分で決めてね”、“残るからにはオレの改革に従ってもらうよ”、“前はこうだったと言い訳するのはナシ”というのを伝えました。
それから、「キミは何ができるのかを見せてよ」という話し合いを行って、個々がチームに対して何ができるのかをはっきりさせたんです。
そのうえで、あなたはバランス感覚がいいのでプリプロフェーズのリーダーね、これまでリーダーだったあなたはクオリティーの高いものは作れるけどほかのセクションとの交渉や取りまとめは苦手だから、このフェーズは部下ね、と配置替えをしていきました。
超モメましたね!


う~ん、ここだけ見ると田畑は善良な革命戦士に見えたのだが、革命後産まれたのがFF15という放射性物質ということで
みんな騙されっちゃったね
南無阿弥陀仏