イグニス「傷は落ちついた…視力だっていずれ…」
グラディオラス「ノクト。お前も大丈夫か」
ノクト「あ?」
グラディオラス「テネブラエには寄るぞ。ルナフレーナ様の遺言だ、蔑ろにしちゃいけねえ。切り替えろ、なんて簡単には言えねえが…少しは元気出せ」
ノクト「…切り替えたから乗ってんだろうが」
グラディオラス「(そっと肩を持つ)そう無理すんな。イグニスも辛いが、今一番大変なのはきっと、お前だろ」
ノクト「放せよ」
グラディオラス「指輪、あるんだろ。大事に持っとけ。命と引き換えに届けられたもんだ。無駄にしちゃならねえ」
ノクト「んなことは解かってんだよ!」
グラディオラス「ならいいさ。イグニスの傷もきっと治る。焦るこたぁねえさ」
イグニス「グラディオ…すまん」
グラディオラス「…チッ。謝んじゃねえよ。どこの世界にこんな情けない軍師様がいる」
ノクト「…てめぇ!」
プロンプト「やめなよ!…ァンッ☆」
ノクト「…ゎかってんだよ!全部!」
グラディオラス「……俺に当たって気が晴れるならそうしてくれ。俺はお前のためにここにいるんだ」
プロンプト「ぁ…ノクトォ!」
グラディオラス「そっとしといてやれ!」

子供「おっきいお兄ちゃん、やさしいね」