WMPはじまったな(´・ω・`)


宮内庁は8月8日、天皇陛下のお気持ちを示された動画を公式Webサイトで公開した。
公開された動画ファイルは、Windows Media Player(以下、WMP)でのみ再生できるストリーミング形式の「wvxファイル」で、
ネットでは「なぜWMP?」と話題に。一時は「Windows Media Player」がTwitterでトレンド入りした。

この動画配信手法は、Web上で動画を公開する方法として広く使われてきたが、再生環境が限られてしまうことや、2005年頃に公開された「YouTube」といった動画共有サイトが普及してからは、Web上で見掛けることが少なくなっていた。

 NHKによるテレビとネットの同時配信や、「AbemaTV」「LINE LIVE」といったPC/スマートフォン問わず視聴できるリアルタイム配信が目立つ中、宮内庁では「WMPのみ再生できるストリーミング配信」という、今となってはノスタルジーすら感じさせる事態に、
SNS上では「今どきWMPって」「なぜWMPなのだろう……」「宮内庁はWMP派」「WMPとか領域帯のチョイスが懐かしい」「スマートフォンやMacで見られない……」と一部で盛り上がりを見せた。

 ちなみに、宮内庁のWebサイト上でダウンロードできるwvxファイルをメモ帳などで開くと、実体ファイルが公開されているURLを確認できるので、VLCメディアプレーヤーのような汎用メディアプレイヤーで“URLを開く”といった機能を使えば、
Windows以外の環境でも動画を再生することが可能だ。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1608/08/news120.html