茨城県ひたちなか市

安定ヨウ素剤の事前配布を行います

市では,全国初の「薬局配布方式」により,全市民を対象とした安定ヨウ素剤の事前配布を平成28年8月中旬から順次行います。

安定ヨウ素剤の効果
・原子力災害時に放出されるおそれのある放射性物質のひとつに「放射性ヨウ素」があります。
・放射性ヨウ素が体内に取り込まれると,甲状腺に蓄積し,内部被ばくにより,甲状腺がん等を発生させるおそれがあります。
・放射性ヨウ素が体内に取り込まれる前に,安定ヨウ素剤を服用することで,甲状腺に蓄積される放射性ヨウ素の量を減らすことが可能です。
・効果は,服用後24時間程度持続します。

どんな被ばくにも効果があるのか?
・安定ヨウ素剤はすべての放射線の被ばくを予防する万能薬ではありません。

・外部被ばくや,放射性ヨウ素以外の放射性物質による内部被ばくを抑えることはできません。

服用のタイミングと服用数
・安定ヨウ素剤の効果を発揮させるには,服用のタイミングが重要です。服用が早すぎても効果が薄れてしまいます。
・安定ヨウ素剤の服用は,原子力災害時に,国または県,市が広報を通じて指示します。
・必ず指示に従って服用してください。指示があるまで決して服用しないでください。

http://www.city.hitachinaka.ibaraki.jp/soshiki/26/yousojizenhaifu.html