ワーナー川瀬Pがラジオで言ってたこと

・Netflixなどが客の囲い込みの為に現在日本のアニメに出資しまくってる。
 これからアニメの本数が一時的に増える。
 ただ、あくまで一時的なブーストなので結局は減っていくと見ている
・定額見放題は結局、体力のあるところが勝つ
・2015年は振り返るとアニメの資金回収の転換期になった感がある、いよいよ円盤ビジネスから移行始まった
・これからは、確かにアニメの本数は増えるが海外も見込めるSF要素のある作品と、国内向け作品にビジネスの二極化が進む
・製作委員会の出資のメンツも変わってきた
・最近は原作サイドの出資比率が上がってきている。よくネットで失敗認定されるやつも、実は余裕で黒になってきてる
 そもそもBDの枚数第一で商売してるわけじゃない。ちょうど今、ビジネスモデルの変換期に突入した状況。
・円盤のイベチケ商法は飽和状態に入った
・円盤はあんまり売れなかったが、コミックのOAD付きが
 馬鹿みたいに売れて、それで全部黒になったってケースも結構多い。
・キングレコードの大月さんとかが昔構築したいわゆる製作委員会、
 円盤で回収するビジネスモデルはもう大分、世間との乖離が起きてきてきた。いい加減、限界。
・アニメ黎明期、OVAから派生した製作委員会によるビデオグラムビジネス、そして今年。
 第三の変革期に入ったのが、実態が伴った数字として目に見えて来たのが今年のアニメ業界だった
・一昔前のアニメ・パッケージ市場は700億円だったが、
 今年の円盤市場は600億円を割りそうなほど落ち込んでいる。
・一方、アニメの配信市場が去年が400億円超、今年は500億円を超えた。
・このペースだと2016年、2017年にはアニメ円盤市場をアニメ配信市場を逆転する可能性が高い。
・配信の強みは、今までよりもタイムラグがなく世界にアニメコンテンツを販売できるところにある。
 これによって、いわゆる、ゆるいオタクも世界に増えてきつつある。
・中国の配信市場はかなり大きい。政治によるチャイナリスクはもちろんあるがそうもいってられない大金が実際に動いている。
・中国以外だと次はインドが動くのだが、こっちは言語がややこしくローカライズの壁が厚い。
・一昔前は、円盤ぐらいしか回収する手段がなかった。
・世界を見渡すと、アニメに限らず円盤ビジネスがまだ成立しているのは日本とドイツぐらい。
・一昔前はBDぐらいしか回収する手段がなかったが、
 BD,配信、劇場と かなり分散して回収できるように変化した一年。

>・世界を見渡すと、アニメに限らず円盤ビジネスがまだ成立しているのは日本とドイツぐらい。


円盤買ってるのはもうドイツと日本ぐらいらしい(´・ω・`)