あのファミコン名人が、「スーパーマリオラン」をやってみた!
http://time-space.kddi.com/digicul-column/suguyaru/20170118/index.html

――桜田名人は「高橋名人の弟子」ということなんですが、ハドソンには「名人」として入社されたんですか?

「いや、もともとはゲームの開発者として入社したんです。
ファミコンは中学3年の時に父親に買ってもらって、それからはもう友達と夢中になって遊んでいましたね。
スーパーマリオも発売日に買ってからどっぷりハマって、朝プレイして、学校に行く時間になったらポーズして、帰ってきたらまた始めるほどでした。
そもそも、ハドソンの入社試験もスーパーマリオだったんですよ」

――え、 ハドソンの入社試験に、任天堂のスーパーマリオを!? それっていつのことですか?

「高校を卒業した次の日でした。当時ハドソンは新人を募集してなかったんですけど、アポなしで訪ねたんですよ。
数年前にハドソンが雑誌に『天才募集!』という求人広告を出していたんで、その切り抜きを握りしめて。
いま考えると頭おかしいですよね(笑)」

――「天才が来たぞ!」って言ってるようなものですからね。

「突然の訪問にもかかわらず、なんとか面接をしてもらえたんです。
その最中に中本伸一さん(※ボンバーマンなどの産みの親)が突然やってきて、僕を指差して『お前! ゲーム上手いか?』と」

――なんて答えたんですか?

「『はい』と(笑)。
そのまま別室に連れて行かれて、スーパーマリオが映し出されたモニターとファミコンを指差され、『ノーミスでクリアしたら入れてやる!』と言われて。
緊張はしましたけど、何度もプレイして体が覚えていたので、ノーミスでクリアできました。
もう次の日から出社していましたね」


マリオクリアしたら採用とか凄い時代だったんだな(´・ω・`)