http://news.denfaminicogamer.jp/interview/ps_history/2
川上氏:
 でも、発表する前に契約書を結んだわけですよね。

丸山氏:
 もちろん。

――うううむ。

丸山氏:
 まあ……でもさ、この話のニュアンスは気になるよな。
ソニーがもう100%被害者で、任天堂が100%加害者という感じだろ。

川上氏:
 そうですね。

丸山氏:
 実際、当時の俺たちは会社からそういう風に聞かされてるの。
でも、そこでソニーが訴訟を起こすような話にはなっていないのが、どうにも不思議なんだよ。

――確かに。

丸山氏:
 このやり取りの間に、どうも何かある気がするんだな。ソニーに強くは出れない理由が、やはりちょっとはあった気はしちゃうんだ。
ただ、当時の俺としては、単にソフトを作っていただけで、よくわからない。それどころか、相当な金をかけてぶち込んでたわけで、「この金を音楽で新人に使ってれば……バカヤロー!」という気分だよね。

川上氏:
 まあ、丸山さん的にも、「あれは悪いのは任天堂だ」と社内で言いますよね。

丸山氏:
 ああ、もう言ってたよねえ。

一同:
 (笑)