0878名無しさん必死だな@無断転載は禁止 (ワッチョイ b732-12+v [128.53.70.12])
2017/03/21(火) 09:56:36.60ID:cavT+NfA0『芝浜』や『死神』ならいざ知らず、その時自分がやっている落語と、同じ年代の頃に談志師匠がやった落語のクオリティーの差に、
もうどうしようもないほどの衝撃を受けたんです。決して埋まらないであろう差がわかったんです。そしてしばらしくして落語を辞めました」
立川談志「うまい理屈が見つかったじゃねぇか」
伊集院光「本当です!」
立川談志「本当だろうよ。本当だろうけど、本当の本当は違うね。まず最初にその時お前さんは落語が辞めたかったんだよ。
『飽きちゃった』とか『自分に実力がないことに本能的に気づいちゃった』か、簡単な理由でね。
もっといや『なんだかわからないけどただ辞めたかった』んダネ。
けど人間なんてものは、今までやってきたことをただ理由なく辞めるなんざ、格好悪くて出来ないもんなんだ。
そしたらそこに渡りに船で俺の噺があった。『名人談志の落語にショックを受けて』辞めるなら、
自分にも余所にも理屈つくってなわけだ。本当の本当のところは、『嫌ンなるのに理屈なんざねェ』わな」