正論(´・ω・`)

ブログより

 最近の日本へのアメコミの翻訳・紹介は、また一つ異なる局面になってきたのではないかと思い、
私としては非常に危惧していることがある。……と、いうのも……もともと日本への紹介というのは
マーヴル中心でDC関連は非常に薄かったのだけれど、それというのも、日本ではアメコミ読者と言っても
マーヴルばかりでDCのことはほぼ知らんと言うような人が昔から多かったわけです。
 で、マーヴルのことしか知らん人が「アメコミの識者」として翻訳・紹介に携わった結果、
スーパーマンやバットマンはともかく、自分がろくに知らないフラッシュやグリーンランタンやグリーンアローを
勝手にネタキャラ扱いして小馬鹿にするようなことを、商業誌上なんかでも平然とやってきていたわけだ。
 ところが最近は、コミックではDCがマーヴルを圧倒してきており、おそらくは映画でもそういう状況に
なっていくだろう……ということがあり、たぶんメディア上でDC関連の需要が増えてきているのだが、そういう場所で
「アメコミの識者」であることにしちゃった人々が、ろくに知らんままにDCの紹介をするという、
地獄絵図が成立しつつあるわけだ。
 私としては、少なくともこれだけは言っておきたい。……フラッシュやグリーンランタンやグリーンアローや
マーシャン・マンハンターをネタキャラ扱いするような者は、
『DC:ニューフロンティア』を100回熟読してから出直してこい!