「被害妄想かもだけど、店頭で日本産ゲームのパッケージを見てる時は変質者だと思われ
ないよう周りの目を気にしなければならない。うちの母なんか今だって日本のRPGに
興じる自分のことを変態扱いするんだ」
インドネシア在住のブロガー、リッキー・ナマラさんの心の叫びが共感を呼んでいます。

https://www.destructoid.com/-it-s-not-porn-mom-it-s-a-jrpg--435443.phtml
「ママ、これポルノじゃないよ!日本のRPGだよ!」
僕が日本のRPGを好きになったのは『クロノ・トリガー』がキッカケだった。
それまでは配管工が一国の姫を助けに行くような物語性がムチャクチャなゲームばかりで、
子供心にも不満を感じていた。しかし『クロノ・トリガー』は世界観やキャラクターに
共感できる作り方がされており、斬新だった。
そこから様々な日本のRPGに手を付けていくことになるのだが、なにかがオカシイと気づき始める。
『アルトネリコ』というゲームではレベルアップするために、少女たちとお風呂に入る
必要があるのだ。おそらく日本の若者は混浴露天風呂に入ることに寛容的なのだろう、と
僕は思った。
しかし問題はここからだ。
本作では女の子の体内にクリスタルを入れるイベントがある。僕は何本ものHENTAIを
見てきたから、これがどういうことだか分かる。主人公は彼女の秘部に指をいれるのだ!
他に解釈のしようがない!
『ペルソナ3』なんかは10歳の男の子と恋人になる、つまりヤッてることを暗示させるのだ!

一体いつ頃からかは分からないが、日本のゲームに卑猥なテーマーがあるのは当然のよう
になってきた。最近のJRPGはパッケージを見ても、普通のゲームなのかポルノなのか分
からないほどだ。
自分はゲーム屋に行く度に肩身の狭い思いをする。パッケージを見てるだけで怪訝な顔をされるからだ。
ある日、年の離れた弟と『ロロナのアトリエ』を買いに行ったことがあった。
レジに行こうとしたとき、女の人が僕達に近寄ってきて、「子供にこんなゲームをさせる
なんて悪い例ですよ!」と面と向かって言ってきたのだ。
弟は”こんなゲーム”の意味が分からなかったらしいが、僕には彼女の言わんとすること
が十分に理解できた。ようは「”息子”に変態さん向けのゲームをさせるとはけしからん」
と非難してきたのだ。
日本のゲームというだけで、誤解を生み出しているのは事実だろう。
今は『ディスガイア5』をプレイしてるが、部屋のドアに鍵をかけて、窓のブラインドを
おろしている。なぜキャラが露出過多なのか母親に説明するのが面倒だからだ。