平昌五輪メイン会場 観客一斉移動で揺れるといわれる安普請
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なぜそのようなお寒い事態になってしまったのか。
平昌五輪は、民間企業からの支援が停滞し、寄付金や協賛金が集まらなかった。さらに雪不足
対策で人工雪製造機を導入するなど運営予算が膨れ上がり、予定より3000億ウォン(約300億円)も
不足した。

「支出を圧縮するため、メイン会場は五輪後に取り壊せる簡素な構造になった。そのため『観客が
一斉に移動すると揺れる』といわれる安普請で、暖房設備も不足している。観客には腰掛け毛布と
カイロが配られるというが、それで対策になるのか」(韓国紙記者)

平昌は2月の平均気温がマイナス8.3度という極寒地で2013年にはマイナス20度を記録した。
しかし、開会式が行なわれるメイン会場には屋根がなく、選手も観客も吹きさらしの風に
晒される。同会場で11月4日に催されたコンサートでは低体温症で5人が緊急搬送された。

「当日の気温は2度でしたが、2月はもちろん氷点下になる。夜8時から4時間も続く開会式の
最中、不調を訴える観客が続出し、競技への影響を考慮して出席を取り止める選手も
出てくるでしょう。」

競技会場にも懸念は山積。スキージャンプ会場は山頂に設置されたため強風にさらされる。
2009年の初の国際大会では米国の選手が突風で墜落し、大怪我を負った。
「最近、地元自治体がジャンプ台の周囲270メートルにわたって防風幕を設置したが、今度は
幕の影響で風向きがコロコロ変わるため、危険が増したと批判された」(韓国のスポーツ紙記者)

カーリング会場では今年3月、氷面に亀裂が生じた。
「どの競技会場も突貫工事の感は否めない。ジャンプやアルペンスキーなど命に関わる競技も
多い。大事故にならなければいいが……」(同前)


(´・ω・`)