やばすぎるコナミの実態

例えば、社員は自分のメールアドレスを持てない。
営業部などで外部との連絡が必須な場合だけ、アルファベットと5桁の数字をランダムに組み合わせたアドレスが配布される。
このアドレスも数カ月で変更になる。昼休みは外出可能時間を決め、社員の入退場記録をタイムカードで管理。規定時間を超えた外出をすると違反者の名前を社内に公表する。
オフィスや廊下のカメラで監視するのは不審者ではなく、社員の勤務状況だ。

(略)かつて、有名タイトルのプロデューサーとしてもてはやされたクリエーターは遊技機工場でねじ回しなどの組み立て作業に従事する。
本社1階で警備員になったり、コナミスポーツ&ライフ傘下のコナミスポーツファシリティサービスに異動し、フィットネスクラブの清掃作業を担当したりするクリエーターもいる。

(略)2014年春には社内でも語り草となった「フェイスブック事件」が起きた。
他社に再就職したことを報告したコナミOBのフェイスブックに「いいね」ボタンを押した複数の現役社員が一斉に異動を言い渡された。
対象者には管理能力に長け、部下からの信頼も厚い経営幹部も含まれていたという。狙いは「裏切り者は許さない」という社員に向けた無言の圧力。