ソニーのゲーム事業子会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の
アンドリュー・ハウス社長はインタビューで、スマートフォンが普及している時代に
携帯型ゲーム機の魅力は限定的であることから、
現時点で任天堂の新型ゲーム機「スイッチ」に対抗する機器を開発する計画はないことを明らかにした。

ハウス氏は「現在はリビングルームで遊べるような製品に注力している」として、
自社の携帯型ゲーム機「PSVita」の後継機投入時期などの詳細については言及を避けた。
PSVitaは現在、日本・アジア地域以外では販売されておらず、
携帯型ゲーム機については「大きなチャンスのある市場だとは見ていない」とした。

エース経済研究所の安田秀樹アナリストは、「東京ゲームショウ2017」では
「プレステ向けよりもスイッチ向けの出展が多かった」と指摘。
「スペックに差はないので、プレステとスイッチの両方に
 発売するというタイトルは今後も増えるだろう」との考えを示した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-09-25/OWTSR06JIJUO01