アニメのサザエさんと同じで、万人向けとかファミリー向けってすごくダサいイメージがあるんだよな。
ファミコンが出たころも、俺は高校生でゲームと言えばアーケード派だったが、
「ファミリー」コンピュータという名前がすごくかっこ悪く見えて嫌いだった。
ナムコなんかアーケードの方では昔から好きだったメーカーなのに、
ファミコンではソフトのタイトルにまで「ファミリー〜」とつける安っぽいセンスに困惑したものだ。
ハードスペックがアーケード機に比べて低性能なのはまあ仕方がないとはいえ、
それをアーケードを知らないお子様相手にまるですごいマシンかのように見せてる子供だましな商売がかっこ悪かった。
チャチすぎる性能のせいでちらつくキャラ表示を「そういう攻撃」でごまかす某ソフトのやり方とか、バカにしてんのかと。
コントローラのマイクも本当は音量の大小しかわからないのに、「ハドソン!」とか特定の言葉を叫ぶよう指定して、
さも音声認識でもできるかのように思わせる正直じゃないやり方も、わかる者にはかえってイメージダウン。
ファミコン時代から現代まで任天堂の顔であるマリオというキャラも、パックマンやソニックなんかと比べて幼稚っぽいデザインだし。