笑っちゃうようなモノってなんだろう
https://www.famitsu.com/news/201804/16155444.html
――Nintendo Switchでの展開を選んだ理由をお聞かせください。

下村 先程も言ったように、ハードの選定はかなり悩みましたが、“セガ3D復刻プロジェクト”を喜んでいただいた方々がいるのだから、つぎもまずは任天堂さんのプラットフォームだろう、と。
とくに、ニンテンドー3DSのときに感じた“手の中でクラシックゲームが遊べる”ことに可能性を感じていましたので、Nintendo Switchならそれを引き継げるはずだと判断しました。


堀井 僕らとしては、どのハードでもセガのゲームを作れるなら大歓迎だったんですけど(笑)。
でもNintendo Switchというハイスペックなハードになったおかげで、今回のラインアップはけっこう攻め攻めになっています。
すでに研究は進めている段階で、「よっしゃ、アレを持ち出せるようにするぞ!」と気合いを入れ直したところです。

小玉 昨年夏あたりには、セガ・インタラクティブ(セガのアミューズメントゲームを開発・販売する会社)の方々に協力をいただいて、
当時のタイトルのソースをいろいろと発掘してきました。それもあって、だいたいのラインアップが決まりました。

――どの世代のハードまで再現できるのでしょう?

堀井 時間さえいただければなんでもいけます。ただ、先程下村さんが言ったように、ビジネスとしては時間の制約があるので、現実的な線引きは必要です。
ひとつ言えるのは、Nintendo Switchですから、ポリゴン世代のハードが現実的な範囲で動きます。実験したら、笑っちゃうようなモノが動きましたから。

――“セガ3D復刻プロジェクト”では実現できなかった“積み残し”も……?

堀井 いけます! そこまで含めて、ラインアップを想像していてほしいです。
弊社的にも3D復刻を進めていたスタッフがそのまま今回の“SEGA AGES”に移行していますので、そこはご期待してくださっていいと思います。