マイクロソフトが「Xbox」手放す?4つの兆候

CBインサイツが過去10年間の決算をデータベース化した結果、興味深い分析が可能になった。その好例が米マイクロソフト(MS)の変質だ。
決算発表の電話会見での発言を分析すると、同社首脳が露骨に消費者向け事業への関心を無くしている事実だ。
世界中にファンを持つゲーム機「Xbox」でさえ例外ではない。果たしてMSはゲーム機から手を引くのか。データが示す4つの根拠から探る。

MSがゲーム機「Xbox」事業や検索エンジン「Bing」事業を分離する兆しがある。その根拠は次の通りだ。

根拠1:幹部の発言
根拠2:M&A(合併・買収)が法人向け事業にシフト
根拠3:社内投資部門も法人事業に焦点をあてている
根拠4:特許と知的財産は引き続き法人事業に重点を置く


こうした実態は、MSの方向性を根拠に基づいて表している。

MSは最近、クラウドと人工知能(AI)部門などを再編し、ウィンドウズ事業から転換する姿勢を示した。
今回指摘した事実は、さらなる転換の可能性があることを示唆している。MSが本当にXboxを手放す日が来るかもしれないということだ。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO30356710R10C18A5000000

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http://jp.ign.com/m/xbox-one/25379/news/xbox