カプコンの株主総会に行ってきました(2018年)
http://www.gamekabu.com/entry/2018/06/11/133806

>(質問者)カプコンの今季についてはモンスターハンターワールドなどPS4向けの貢献が大きかったと思う。一方で昨年はSwitchが爆発的なヒットとなった状況で、カプコンが今後PS4、XBOX one、switchにどれぐらいの比率でソフトを出すのか教えてほしい。
またeスポーツに対する取り組みは?

>(辻本春弘社長)(具体的な比率の数字は出さず)各機種のスペック等を見ながら適切にソフトを出していくつもり。eスポーツのマルチプレイについては3ヶ月ほど前からストリートファイターVがチームバトルで対応しているが、今後も注力していきたい。

>(辻本憲三会長)モンハンワールドについては(PS4、Xbox Oneといった)スペックが高いゲーム機で出したことが大きいと思っている。4K、60インチ対応といった点はSwitchではできない。
一方でSwitch等任天堂向けにもそのハードにあったモンハンも出している。

>また、マーケット的な観点から見ても(PS4、Xbox Oneで)1億台を超えていて、この20%に売っても2000万本になる。このマーケットは美味しいと考えている。
当社の持っているコンテンツはハリウッドでも採用(バイオハザードなど)されているという点は他社にはない強みであり、これを活かしていくためにスペックを満たしていくようなソフトを作っていきたい。

>PCはスペック的には高いが家庭用に比べマーケットは小さい。モバイルはスペック的に当社のコンテンツには合わない。


>どのゲーム機を重視するのかという質問に対して、辻本春弘社長が慎重な言い回しをされていたのに比べて、辻本憲三会長はかなりスペック重視、マーケット規模重視の姿勢を取られていることが伺えました。
株式会社としては当然の姿勢であるし、おそらく家庭用ゲーム機はまだまだスペック的には上がっていき、カプコンはそこでリードしていきたいという考えがあるように思いました。やはり、モンハンワールドの成功がかなり大きな影響を与えているのではないでしょうか。
会長の発言が即カプコン全体の方針であるかは分かりませんが、今後もPS4を中心に全プラットフォームにそれらの性能に応じたゲームを出していくと思います。