https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201806130239

「E3を意識して買われていたソニーなどと比較して(任天堂株は)E3を事前に織り込むような値動きはなく、
むしろ目立った新作が発表されないことを見込んで売りに押される展開だった。
材料出尽くしでは理由がつかない」(準大手証券ストラテジスト)

下期に偏っていることで上期のスイッチ販売に逆風が意識されたとの指摘や、
E3に合わせたプレゼンテーション動画の内容について、
19年発売予定のゲームに「マリオ」など人気シリーズへの言及がなかったことなどが嫌気されたとの見方も出ていたが、
「いずれもはっきりした売り材料とは言えない。
ただ、もともと米国ではスイッチの売り上げがピークアウトしている状況で、海外投資家の潜在的な売り圧力があった。
E3開幕を契機にアルゴリズム売買による仕掛け的な売りなども観測され、これが急激な商いの増加にも反映されている」(大手ネット証券アナリスト)