オクトパストラベラーには8人の特定のジョブについている主人公がいる。
が、これも第2章以降になると、新たなジョブチェンジが可能になる。
そして、そうしたアンロックの解除はゲームに多様性を与え、本当の意味で君の助けになるだろう。
つまりブーストシステムに限定されたものでは決してない。
パーティーのバランスを取るのに重要な役割を果たし、色々なパーティーを実験したりゲームにまた違う魅力を添えている。


物語もそうだ。
ここには8つのメインストーリーを追いかけるだけでなくサブクエストも豊富にある。
さらに幾つかのサブクエストは君に思いもよらない驚きを与えるに違いない。
例えばNPCの父親に何があったのか知るために3つの異なる都市に向かうものすら、今作には存在していた。


サブクエスト自体もシンプルな作りもあれば、ミニボス戦と言っても差し支えないものや
非常にタフな内容なものもあり、それは多様性に満ちている。
さらにオクトパストラベラーはサブクエストだけなく街も豊富に存在しており、その世界観は広大だ。
NPCにすら興味深い話が構成されているのである。


総じてオクトパストラベラーの持つ世界観には絶対的な喜びが存在している。
気付くと私は8人の主人公全てに愛着を覚えていたのだから。
彼らの物語は私が望んだような相互作用を必ずしもしていないが
気まぐれな可愛らしさによって、私はすっかり魅了されてしまった。


私はまだゲームの途中であり、エンディングを迎えたわけではない。
が、ここまでのところオクトパストラベラーはターン制RPGを好む
すべての人を満足させる作りになっていると想像するのは実に容易である。