陰キャと豚には合わないゲームだからしょうがねえな

だって、このゲームの本質は友達とのドライブ旅行ゲームだもん
友達とそういう旅行したことない奴には分からんだろ

友達と旅行して終始無言だったり戦闘中だけしゃべってるなんてことはありえないし
ずっと真面目な話してるなんてこともありえない

友達と旅行してドライブしてキャンプして釣りして写真撮ってガソリン入れてチョコボレンタルしていろんなとこ回るゲーム
その合間に金がなくなるのでハンターして金を稼ぐ

ストーリーにひきずられるならノクトは序盤で国が滅んでることが分かり父親が死んでることが判明するので楽しいわけないけど
プレイヤーにはそんなこと関係ないので、オープンワールド部分はずっと楽しく明るい旅が続く

これがオルティシエに着いて以降は一変する
まず、主人公たちの気持ちがストーリーにひきづられるようになる
明るく楽しい旅は終わりを迎え、ルーナは死に車の旅は終了して列車の旅に変わる

イグニスは失明してプレイヤーはいつも通りに走って移動するとグラディオに「おい!イグニスのこと考えろよ!」と怒られる
プロンプトは一応、写真撮ってるけど、もうこれ残したくねえな・・・って気持ちにさせられる
プロンプトもいなくなり、13章ではついに1人にさせられて仲間のありがたみが分かる

最後のキャンプのシーンでは、当然、仲間もノクトも最後にノクトが死ぬことが分かってる
ギャラリーで命を捧ぐ他ないって書いてある時点で死んでることは確定してるしな

「やっぱ、つれえわ」というセリフは
最後にキャンプをしたことで明るく楽しかった旅を思い出して
もうあんな旅はできないこと、仲間と別れることの寂しさから出たセリフ

仲間たちのセリフは、あくまで友人として本音を言ってくれたことに対する感謝

エンディング自体がプレイヤーに写真を見せたり、1番最初のシーンを見せることで
明るく楽しかった旅を回想させる作りだしな

田端ワールドに変わった時点でストーリー主導よりプレイヤー主導に変わってんだよ