「ドラゴンクエスト」といえば、キャラデザインを鳥山明、楽曲はすぎやまこういち、そしてシナリオを堀井雄二(64)の各氏が手がけていることでおなじみ。全世界で7600万本を売り上げている人気シリーズだ。
その“産みの親”である堀井氏が、糟糠の妻と離婚、そして新たな伴侶を得ていたことが明らかになった。

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 現在の堀井氏の妻は、ゲーム業界出身の51歳。20年ほど前に知り合い、すでに妻がいた堀井氏と不倫関係になった。
5年ほど交際したが、その後に弁護士を立てて関係を解消。その際には慰謝料として、堀井氏から数千万円の慰謝料が支払われたという。

 その後時を経て、2016年に堀井氏は前妻と離婚。昨年、この女性と再婚するに至ったという経緯だ。

「だから、『20年間不倫』ということではないです。それで、お互い友達としてお付き合いしている期間が長くて、男女の関係もないまま仕事のパートナーとして付き合ってきています」

 と語るのは堀井氏本人だ。現在の妻はゲームのテストプレイなどに携わり、09年に発売された「ドラクエIX」で“special thanks”としてクレジットされてもいる。

 20年前に不倫相手だったという現在の妻、慰謝料10億円を支払って別れた前妻、そして堀井氏……。
代表を務める「アーマープロジェクト」の役員欄には、前妻とその間に生まれた子、そして妻の名などが記載されている。なんとも不思議な関係だが、

「僕は正直誰のことも不幸にしたくないんですよ。でもそういう意味ですごく優柔不断だったこともあって……。
だから少なくとも今後の僕の人生では、自分にかかわった人は皆幸せにしてあげたいなっていう想いなんですね。
別れた嫁さんに10億円払ったのも、少しでも不幸になってもらいたくないと思ったからだし。そういう風に人を幸せにすることが、自分の幸せかなとも思うんです」

 11月8日発売の週刊新潮で、堀井氏本人、そして現在の妻の告白を掲載する。

「週刊新潮」2018年11月15日号 掲載