原田氏:
なるほど。
じゃあその能力を買われて、FFチームのリーダーに抜擢されたんですか。

田畑氏:
抜擢って感じではなかったですけどね。
ただ、そういうチーム作りを続けてきた結果、これまでのスクウェア・エニックスでは作れないようなタイトルが作れるようになってきた。
それで、改革とセットでFFを任されたんだと思います。

原田氏:
反発はなかったんですか?
FFくらい歴史あるタイトルで改革を行おうとすれば、絶対に反発って出てくると思いますが。

田畑氏:
そりゃあ、ありましたよ。
チームの中だけじゃなく、外からも。
だって、もし僕のやり方で結果が出てしまったら、都合が悪くなる人だっているわけだから(笑)。