報道陣との対談に応じたカプコンの執行役員・竹内潤氏が
同社が現在取り組んでいる新たな驚くべきソフトのヒントを仄めかした。


彼はReエンジンの改善状況やそれが開発環境に与えた変化について語ると
カプコンはより多くのAAAソフトの同時開発が行えるように人員の増加に
取り組んでいる最中だと現状を説明。
そのうえで、今まさに多くの人々を驚かせる新作の制作を行っていると興味深い回答をしていた。


「私達は今、徐々に人員を増やしています。
 その結果、おそらくカプコンは4つのAAAソフトを同時に開発するのが可能だと思います。
 さらに一つ付け加えれば、そのAAAタイトルはファンが聞いたら驚いてしまうような
 ソフトだと保証出来ますね」


また彼の注目すべき発言はさらに続き、以下のような発言もしている。


「――品質の改善によって、問題は少しずつ解消していってます。
 CGの持つ精巧さは飛躍的に上昇しており、質感や現実味のある感覚はかなり向上してますね。
 ただバイオハザード7に比べてデビルメイクライ5の衣装はオーダーメイドなので
 開発にはバイオの十倍の時間が必要になりますし、より多くの費用が発生するのも事実です。
 例えば、私が布の服ではダメなのかと問えば、全ての衣装が革製では納得できないという具合になるわけです」


「基本的な映像は同じかもしれませんが、より柔軟な物に変わったように思いますよ。
 DMC5の登場人物の表情はバイオハザード7に比べ、かなり進化したはずです。
 目は滑らかになりましたし、笑い方もさらに自然になりました。
 バイオハザード7の開発者にこれを見せたら、まさにこれをやりたかったのに、と悔しがっていたぐらいです」


カプコンは現在バイオハザード2Rとデビルメイクライ5の開発に取り組んでおり
どちらも来年初頭の発売を予定している。
竹内氏の発言を見るに、彼らはより多くの大きなソフトの開発に取り組んでいるに違いないだろう。
それが何であれ、今から発表される日が待ち遠しくてたまらない気持ちだ。
https://wccftech.com/capcom-producer-hints-at-new-title-that-will-make-fans-think-wow-theyre-making-that/