ドイツの政治家であるヘッセ・ペーター・ボイト氏が、ドイツのダルムシュタット市で開かれた体育とスポーツに関する会議で、「eスポーツという単語は抹消すべき」と発言したと報じられました。

ボイト氏は、「eスポーツとスポーツは何の関係もなく、この単語を抹消すべきだ。たとえ画面の中で何かが動いているとしても、どうして指を動かすことがスポーツだと考えられているのかわからない」と述べ、
またeスポーツのトーナメントは伝統的なスポーツ協会のルールにではなく、「アメリカの企業のルール」に則ってプレイされていると主張したとのことです。

同氏はゲーミングの価値を認めつつも、「この会議は教育と健康のためにある」としています。
本会議では「eスポーツのアスリートや団体に、ドイツの法律にもとづいた支援を受ける権利を認める」という連立与党の案が議論されており、上記の発言はこの案に反対するなかでなされたものです。


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