アクティビジョンブリザード社が今後数日以内に
大規模な人員削減を行うという情報が飛び出してきた。
これはブルームバーグなどが一斉に報じたもので、
彼らによれば同社は構造改革と期待外れに終わった先の決算から、より大きな利益を得るために
人員を特定の部署に集中させるリストラ政策を進めているらしい。


既に何百という仕事がこれに応じて職員を解雇していれば
明日の決算報告において、その中身が発表されるという説も飛び交っている。
アクティビジョンブリザードはここ数か月の間に株価が半減してしまうなど経営に苦しんでいる企業だ。
Destiny2:Forsakenが失敗し、開発を担っていたBungieは捨てられた。
CODは今も良い売り上げを記録しているが、その販売本数は既に全盛期を過ぎている。


同社の近況を見ても混乱は明らかだ。
共同設立者の1人であるマット・モルヘイムは10月に退職することを公表した。
最高財務責任者のスペンサー・ノーマンもこれに続き会社を去るようである。
Destinyは消え、CODの先行きも読めない中、同社はフロムソフトウェアの隻狼や
再始動したSpyo等に期待をかけるが、これらが上手くいくかどうかは未知数だ。


特にブリザード社の抱えるIPの不振は顕著だろう。
WoWは遥か前から明確に人気が低下している。
Overwatchやハースストーンも緩やかな人気低下に悩まされており
どうにか横ばいを保てるかという状況だ。


アクティビジョンブリザードはまだ正式にリストラを発表してはいないが、
複数の情報源からそれが漏れてきており、社員にとって気の休まらない時が続いていると言えるだろう。
https://www.gamesindustry.biz/articles/2019-02-11-activision-blizzard-staff-reportedly-bracing-for-layoffs