トヨタ、独見本市から撤退、他業界も縮小の動き、SNS時代、費用対効果小さく。

示場で新製品やサービスをPRする「見本市」から企業が相次いで撤退している。トヨタ自動車は今秋、1977年から継続して出展してきた
世界最大級のドイツ・フランクフルトモーターショーへの参加を見送る。
SNS(交流サイト)の普及で情報収集の方法が多様になり、消費者を呼び込む費用対効果が小さくなったためで、伝統的な見本市は曲がり角を迎えている。
ショーで数千平方メートルのブースを構える大手メーカーは、設営費が1億円を超えることもある。

「見本市離れ」は他の産業でも起きている。スイスで3月に開かれた世界最大級の時計・宝飾品見本市「バーゼルワールド」では
、腕時計世界最大手のスウォッチグループが消えた。オメガやハリー・ウィンストンなどを傘下に持つ同社は毎年、豪華なブースをいくつも出していた。
ジュネーブで1月に開催される高級時計見本市「ジュネーブサロン(SIHH)」ではスイスの高級メーカー、オーデマ・ピゲとリシャール・ミルが撤退を決めた。
 欧州最大級のIT(情報技術)見本市「CeBIT」は18年、33年間の歴史に幕を閉じ、ドイツで開く産業機器の見本市「ハノーバーメッセ」と統合した。




もう見本市は時代遅れらしいぞ