<俺チーズ牛丼めちゃめちゃ食う
控えめに言って美味すぎけんしんだからね>
なぜ兼近のこの発言が反響を呼んでいるのかというと、チーズ牛丼、略して「チー牛」が、人を罵倒するネットスラングとして定着しつつあるからだ。
もともと「チー牛」とは、牛丼チェーン店すき屋が販売しているメニュー「とろ〜り三種のチーズ牛丼」のことだった。しかし今年に入ってからネット掲示板などで、「冴えない」「イケていない」「陰キャっぽい」容姿の人のことを“チー牛”と軽侮するネットスラングが広まった。なお、自ら “チー牛”を名乗る人も少なくない。
ともあれ“チー牛”というワードは、「陰キャ」「イケてない」の代名詞になりつつある。そこに一石を投じたのが、冒頭に紹介した兼近大樹のツイートだろう。兼近のキャラクターは“チー牛”とは真逆の「パリピ」「陽キャ」。セガの炎上やネットスラングについては触れていないものの、「チーズ牛丼を食べる人」への偏見をやんわり否定する投稿になっている。