別役さんは、自分の周りにいる人たちは似たような意識を持っている一方、「(人種差別について)考えたこともない人、
まったく意識していない人、自分とは関係ないと思っている人もいる」と話した。
同じ講義を受けている秀島日登美さんもこれに賛同した。
「日本では長い間、中国人と韓国人に対する差別がある」
一般的な日本人がメディアから受け取る人種差別の話題は、とても表面的で、内容も浅く、背景や歴史認識の欠けたものだという。
「日本のメディアはBlack Lives Matterをアメリカの問題としてしか扱っていない」と秀島さんは言う。
アメリカで起きている一連の抗議活動によって、日本でも人種差別に対する認識が変わり始めるかもしれないが、そういった楽観的な考えはあまり聞かれない。

日本の人種差別問題、「Black Lives Matter」で浮き彫りに
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-53942352