山下

Joy-Conにはさまざまな機能があり、
それぞれは必ずしも目に見える改良とは限らないのですが、
中でもアナログスティックは発売以降、
部品を継続的に改良していって、
現在も改良に取り組み続けています。

発売当初のJoy-Conのアナログスティックは、
スティックに荷重をかけながら何度も回転を加え続ける方式で、
Wii U GamePadのアナログスティックと同じ基準の
任天堂の信頼性試験をクリアしていましたが、
継続的な改良を図る中で、
実際にお客さまが使用されたJoy-Conを調査し、
耐摩耗性と耐久性の改良を何度も重ねていきました。

Joy-Conのアナログスティックは、
世の中にある既製品の部品を使っているわけではなく、
専用に設計した部品ですので、
この改良にはかなりの検討を行っています。

さらに、信頼性試験自体も改良し、
その新しい試験をクリアするよう、
耐久性を向上させるための改良を加え続けました。

こうした一連の改良は効果が確かめられた段階で、
その時に製造している本体同梱のJoy-Conや、
Nintendo Switch Lite、単品で販売しているJoy-Conに、
速やかに取り入れています。

Joy-Conの内部のことになるので、
外からの見た目で改良が分からないのですが、
修理についても、
順次新しいバージョンの部品に
置き換えさせていただいています。

また、このような継続的な改良は
Proコントローラーについても行っています。
https://www.nintendo.co.jp/interview/switch-oled/04.html