「いや…“内なる声”は、今も…ボクに希望を諦めるなと言い続けているよ。でも、その希望こそが、ボクらに悲劇を求め続けているなら…
……………………
ボクは…この希望を信じられません。
ボクはロボットですけど、仲間が死んで悲しい気持ちだってあるんです。こんな想いはもう他の誰にもさせたくありません!だから、ボクは投票を放棄しますっ!」
「ウチがフィクションのキャラクターだとしても、この命は本物なんだったな
…だから、コロシアイが楽しいんじゃろ?命と命がぶつかり合うのが楽しいんじゃろ?じゃが、ウチはこの命を見せ物なんかの為には使ってやらんぞ!
ウチはウチの命を使って、この憎きコロシアイを終わらせてみせるっ!ウチや転子やアンジー、そして、過去のすべての犠牲者の魂を弔う為にも…
ウチはこの武器を使うぞっ!この命と共にコロシアイを終わらせてみせるっ!」
「たとえ…すべてがフィクションだとしても、私は自分の気持ちを信じるよ。だって…そうじゃなかったら、私がここに存在している意味すらなくなるから。
それに、フィクションから現実を変える事ができれば、それはただのフィクションじゃなくなる…
あいつらの命にも意味があったって事になる。
きっと…私のこの想いも」