「ゴメンね、これしか方法はなかったんだ‥‥真宵ちゃん、大丈夫?」
「ありがとうね。なるほどくん。あたしのこと‥‥信じてくれて。確実に霊媒できるようになれたかまだわからないのに‥‥。」
「(あ。そういえば‥‥修行前は、確率30パーセントだったとか言ってたな‥‥)も、もちろん信じてるよ。(しまった。忘れてた‥‥)それで、大丈夫なんだよね‥‥。」
「うーん。たぶん?」
「え。ど、どういうこと?修行の成果はどうしたの‥‥。」
「だって、修行はしてたけど、試したことはないから。」
「そ、そうなんだ‥‥。(ウソだろ‥‥霊媒できなかったら、極刑だって言ってたよな‥‥)」
「大丈夫!この真宵ちゃんにまっかせなさい!修行の成果を見せてあげるから!その目に焼き付けるがいいよ!」
「う、うん。(急に不安になってきた‥‥)」
「祭司さまに話を聞くことができれば、きっと真実が見えるはずだよ!」
「でも、革命派だって事隠してたし‥‥一筋縄じゃいかないんだろうなあ‥‥。」
「準備が整いましたので、法廷へお戻りください。」
「それじゃ、たのんだよ、真宵ちゃん!」
「了解!がんばろうね、なるほどくん!」

ココネやオドロキがみぬきをさほど信頼してないのと同様に、ナルホドもマヨイを信頼してない