オドロキ「‥‥‥‥‥‥アマラさん。考えてもみてください。ドゥルクのことです。彼はあなたに霊媒されていると気づいていたはず。きっと犯人の目星だって、ついていたことでしょう。
それなのに、ドゥルクはこの赤いペンダントを‥‥‥‥自分のモノだと言っていたのです。」
アマラ「‥‥!ドゥルクが?なぜ、そんなことを‥‥?」
オドロキ「わからないんですか?ドゥルクはあなたを、かばっていたんですよ。あなたのことを‥‥‥‥愛していたから。最期の瞬間まで‥‥。だから‥‥‥‥」
ドゥルク(回想)「俺にはもう1つ‥‥‥‥大きな"秘密"がある。‥‥だが俺の口からは話すことができんのだ。アイツを裏切ることになる。」
オドロキ「ドゥルクは、すべてをわかっていた。利用されていたことも。なにもかも。それなのにあえて黙っていたのです。あなたのために‥‥。」
アマラ「‥‥‥‥‥‥‥‥ドゥルク‥‥。どうしてあなたは‥‥いつも‥‥」
オドロキ「あなたは‥‥‥‥裏切るというのですか?あなたのことを愛し続けていた‥‥ドゥルクのことを!」
アマラ「う。う。ドゥ‥‥ドゥルク‥‥わたくしは‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥きゃあああああああああああッ!」
ナユタ「ば、バカな‥‥。私は、認めない。こんなこと‥‥!」
オドロキ「アマラさん‥‥。罪を認めて‥‥くれますね?」
アマラ「‥‥‥‥‥‥‥‥もう、言い逃れできないでしょうね。‥‥そうです。このわたくしが、大臣さまを殺害いたしました。」
ナユタ「ぐッ!バカな‥‥!な‥‥なぜだああああああああああ!」(数珠自爆モーション)

(省略:アマラの動機が分からない→疑いがガランに行きつく→アマラ撃たれる→ナユタが自白)

ナユタ「アマラさまと再会したのは15年前。ドゥルクが母上をさらった時のこと。」
オドロキ「待った!15年前‥‥か。(オレが日本に渡った頃の事だな)アマラさんを誘拐したドゥルクはその後、どうしたんだ?」
ナユタ「政府の追っ手から逃れるため‥‥ドゥルクと拙僧達は逃亡生活を余儀なくされました。‥‥‥‥王泥喜弁護士。あなたを日本に送り出したのも、巻き込みたくなかったからなのです。」
オドロキ「そうだったのか‥‥。(しかし‥‥15年前か)」

(省略:昔の写真検証)

オドロキ「アマラさんは逃亡生活中‥‥‥もう1人、身ごもっていたのか?」
ナルホド「え!」
ナユタ「‥‥‥‥!」
オドロキ「‥‥もし‥‥その子も、人質に取られているとしたら?ナユタ。だからお前は‥‥‥‥女王に従っているのか?」
ナユタ「な、なにを‥‥。」
オドロキ「そうか‥‥。アマラさんが罪をかぶろうとしたのも‥‥この子が原因だったのかも知れない。」

(中略)

オドロキ「ドゥルクとアマラさんの間にできたもう1人の子供。その名は‥‥」
ナユタ「待った!‥‥‥‥王泥喜弁護士よ。あなたの言おうとしていることは予想がつきます。しかし‥‥コンキョもなく人を犯罪者の子供呼ばわりするのは、感心しませんね。」
オドロキ「‥‥やはり、発言をさえぎったね。なぜなら、その事実がバレること自体が、不都合なんだから‥‥。」
ナユタ「‥‥クッ!」

レイファのことしか考えてないしナユタのことこれっぽっちも考えてない夫婦だね