マルメル「愚僧は革命派でありながら、弁護士が信じられなかった‥‥。」
ナユタ「そんな事で命を捨てるとは何たる愚かな‥‥!死なずとも祭司殿が、罪をかぶる方法もあったはず!」
マルメル「‥‥だとしても、妻は愚僧をかばうでしょう。裁判になれば弁護罪で妻も同罪にされてしまいます。
愚僧はあんな男のために妻が有罪になる事が許せなかった!」
レイファ「バ、バカな‥‥これが‥‥真実‥‥なのか‥‥?‥‥この国の法律は‥‥ワラワがしてきた事は‥‥。」
ナルホド「(レイファ様、かなりドウヨウしているな‥‥)(ムリもないか‥‥)」

マルメル「ナルホドさん‥‥弁護士の力を示してくだされ!これ以上、弁護罪で不幸になる人を生まぬために‥‥。」
ナルホド「‥‥はい。できる限りの事はしますよ。」
マルメル「あなたとマヨイさんには本当に申し訳ない事をした‥‥チュウシンより謝罪いたす。あと、裁判長どの‥‥」
サイバンチョ「なんでしょう?」
マルメル「妻の事をお願いします‥‥。」
サイバンチョ「わかりましたぞ‥‥。」

(中略〜祭司が姫巫女に除霊を頼む〜)

サーラ「待った!姫巫女様。その役目‥‥私にやらせて下さい。」
レイファ「‥‥よ、よかろう‥‥そなたの手で送ってやれ。」
ナルホド「(‥‥サーラさん‥‥‥‥)」
サーラ「アナタ‥‥最後にもう一度、会えてよかった。‥‥ありがとう。」
マルメル「すまなかったな‥‥。」
サーラ「これで‥‥よかったんです。あちらで見守っていて下さいね。」
マルメル「ああ、息災でな‥‥。」
サーラ「ごきげんよう‥‥。」

(長い除霊モーションと涙を流すサーラ)

サーラ「アナタ、見てい下さいね‥‥。」
マヨイ「‥‥祭司さま、帰ったんだね。」
ナルホド「真宵ちゃん!
マヨイ「すっきりした気分‥‥祭司さま、きっと思い残しが無くなったんだね。
あーーーーーそうだ!なるほどくん、裁判は?」
ナルホド「‥‥ぜんぶ明らかになったよ。弁護罪が生んだ‥‥‥‥かなしい愛の真実がね。」

この夫婦図々しすぎてどこに感動ポイントがあるんだ…