オデ春川「好きなものと嫌いなもの?……んー、迷うな…、まず私って基本的に何事にも無関心なんだよね(笑)
ほら、私って暗殺者でしょ? だから何かに関心を持つって情が移ることにもなるかもしれないから、興味を持たないようにしてるんだよね……。
え? 大変じゃないのか、寂しくないのかって? 大丈夫、もう習慣になったから(笑)でも好きなものと嫌いなものかー。
そうだな………好きなものは†朝の湖畔†かな……ほら、朝の湖畔って静かでさ…水を優しく湛える寛容さもあるっていうか……うん、暗殺者の私すら受け入れてくれる気がするんだよね……はは
だから私の好きなものは†朝の湖畔†…うん、これで決まり。で? 次は嫌いなものだっけ………嫌いなもの……人間……なーんてね私ってば人を好きになったことも嫌いになったこともないや、習慣ですから(笑)
嫌いなものは†冬の湖畔†かな…冬の湖畔って寒いから長くはそこにいられないし、普段は優しげな水がその優しさを忘れて、風が吹こうものなら容赦なく水が風を冷やしちゃって冷たさを見せるでしょ?
なんかさ、冷たくて人を寄せ付けないところが私自身を見ているみたいで……ん、だから嫌いなものは†冬の湖畔†……かな」