>>322
「貧農史観を見直す」って何か聞いたことのある本だなあと思って
積ん読のなかから探してみたらやっぱりありました!
講談社現代新書の江戸時代シリーズの3巻目ですね
結構前に買ったのに未だに読めていません
江戸時代はどうしても関東中心なので西日本でなおかつ関西在住でもない自分は
どうもわかりづらいので後回しになってます
今までは近現代史の本が中心で最近は中世史の本を読み始めたところなので
江戸時代のこの新書はいつになったら読めるのやら(汗)

そういえばこれも最近読んだ本ですが網野善彦の『「日本」とはなにか』も常識を揺さぶられる本でした
百姓=農民ではない、というのは目からうろこというか考えたこともなかったです
網野氏は「職能民」と読んでおられますが百姓のなかには漁民とか
もののけ姫に出てくるような製鉄をなりわいにしてる人たちとか農民以外にもたくさん含まれるようです
明治以後に百姓=農民という概念が定着したのではないか?ということでした
時代によって変わっていく史学というのもなかなかおもしろいものですね