言ってはいけない真実 身長の遺伝率は66%、体重の遺伝率は74%、精神疾患の遺伝率は74%、IQの遺伝率は77%

他にも遺伝するものはある。依存症、精神疾患、犯罪といったものだ。身長の遺伝率が66%、体重の遺伝率が74%であるのに対して、
精神疾患に関しては統合失調症や双極性障害(躁うつ病)の遺伝率が80%を超えているというのだから驚きだ。
ちなみに一般知能(IQ)の遺伝率は77%である。ここでいう遺伝率というのは出現の度合いではないので注意が必要だ。

身長の遺伝率が66%というのは、背の高い親から66%の確率で背の高い子どもが生まれて、34%の確率で背の低い子が生まれるということではない。
平均的な背の高さのばらつきのうち、66%は遺伝で説明ができて、34%は環境で説明ができるということである。
つまり精神疾患に関しては20%近くは環境の要因であるが、80%以上は遺伝が要因であるということだ。

人は遺伝と環境によって形成される。そこでも多くの不都合な真実が隠されているのだが、それはこの本を読んでからのお楽しみにしてほしい。
その他にもこの本では美貌格差や、女性の幸福について、また親子の語られざる真実といった、多くの人にとって認めたくはない事実が書かれれている。
その多くは本質を突いているのだろう。


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