栄養ドリンクには、50ミリグラム程度のカフェインが入っているものが多いようです。これはコーヒー1杯分とほぼ同じ。目覚まし効果をうたうものは、100ミリグラム以上入っていることもあります。
次に糖分ですが、20グラム程度の糖分が含まれている栄養ドリンクを飲むと、3グラムのスティックシュガーなら約7本分の糖分を一気に摂ることになります。すると、血糖値が上がって、一時的に元気になったように感じます。
ところが血糖値が急に上がるとインスリンが大量に分泌されて、これを下げようとします。このとき、人はドッと疲れを感じたり、気分が落ち着かなくなったりします。
栄養ドリンクに限りませんが、こうした糖分の多い飲み物をいきなり飲むと血糖値が乱高下します。これは体に大きなダメージを与えてしまいますから、要注意です。